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「わからない」は「不安」になり、「不安」は「不満」になる

専門家はお客さんに「やっている事」を説明するべきだ。

お客さんはわからないから、専門家に頼んでいる。そして、「わからない」分野のことは誰だって聞きづらい。

そして「わからない」は不安になり、不安は不満に変化する。

先日歯が痛くなり、歯医者に行った。

私が歯医者に行く理由は2つあり、

1. 痛みを取り除いて欲しいから

2. 取り除けない場合は、対処法を教えて欲しいから

しかし、痛みのハッキリした理由も聞かされないまま、「様子をみて」と言われた。

様子をみて、また来いと言われたが、様子をみて、そこから何をするの?という感じだったし、受付のお姉さんも「様子をみて、また来て欲しいとのことなので、次の診療日を予約してください」としか言わない。

指示通りに様子をみた結果、本当に痛いということだけがわかった。

初期虫歯程度しか見られないと言われたけど、結局虫歯なの?知覚過敏とかなの?」

これは、歯医者に行く前と状況が全く変わっていなくて、痛みを解決したい私にとっては、最悪な結果だった。

2回目は、

・痛みの様子を克明に伝える

・病名はなんなのか

・薬を飲めば治るのか

・治らなければ何をするのか

を全部こちらから聞いた。

申し訳ないけど、すごくイライラした態度で聞いた。

だって、これらは向こうから話されるべきなんじゃないだろうか。

あと、先生は克明に言うまでもなく、私の症状をわかっていた。対処をきちんとしていた。言わんかっただけである。

それはきっと、先生が専門家で「まあ、こつだろう」と大方判断できたから。

私は病院という場が苦手だ。

それはこちらにはわからないルールがたくさんあるからだ。

嫌な客とも思われたくないし、面倒もかけたくないし、出来るだけ大人しくしていようとする。

しかし、そうすると、どんどんわからないことが増える。

わからないことを聞けないことは、私は特にストレスに感じるのだけど、みんなそうなんじゃないだろうか。

「現状わかることは、骨の異常による痛みでない。初期虫歯の対処はしたので、これで治らなければ神経が原因の可能性があるので、様子をみて、また診察に来てください。痛みが酷ければロキソニンを飲んでもいいですよ。」と、

・現状判断できること

・今回やった検査の内容説明

・それによる今後の治療

・「痛み」の心配とその対処法

を言ってくれたら私は満足だったなあ。

私の仕事も、専門家だ。

お客さんにとっては、わからない分野だ。だからこそお願いしてくださっている。説明はきちんと出来ているだろうか。

嫌な人に会った時に我がふりを直すように、不満なサービスに出会った時も、我がふりを直したい。