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説明しにくいカルテットの面白さ

カルテットの最新話を観ました。

つばめちゃんの可愛さ。。。

カルテットには、「よくある展開」がない気がする。

これでこうなって、くっつくか!?

これでこうなって、ケンカするか!?

この火種が後に、と思ったら即座に片付けられる。

最新話で、ヤモリさんがついに、つばめちゃんが好きなのかどうかハッキリするか!?と思うと、ハッキリしないのである。

かといって、引っ張られた!お預けかよ!という気持ちにもならない。

「でも、人を好きな気持ちって、そんなにハッキリしたもんじゃないよなぁ」と、ぼんやり思い出す。

ヤモリもそうなのかもしれない。

現実で答えが出ないことを、フィクションが出してあげる、ということを「風と木の詩」の竹宮惠子さんが言っていた。

だから、フィクションで答えを出すことは、白黒つけることは、悪いことじゃない。

カルテットは「夢を叶えきれない人たちの話」という意見も見た。

最新話では、別府くんは仲間のことを「ダメ人間でしょ」と弟に言われてしまう。

でも、別府くんは「なんの資格をもって人を査定しに来たの」と言い返す。

「表現は、生きにくい人に寄り添うものだ」という意見を、確か「夫のちんぽが入らない」の感想で見た。

現実世界で、白!黒!と言える人って、そう多くはない。

白にもいない、黒にもいない、自分を探しに行こうとしたら、自分探しは無駄だと言われる、そんな世の中だから、妙にリアルに感じられるのだと思う。