映画 市川崑物語 感想

文字と写真と、市川崑作品の動画で進んでいってちょっと面食らった。

でも、ナレーション文が面白くて何度もククッてなった。

岩井俊二さんが市川崑さんに対して

「話が合うのは当たり前」

「この人は自分のオリジナルだ、その人と今会っている」

というセリフが何だかぞっとした。

私たちは生まれて来る父と母の

通常、父と母の遺伝子を受け継いでいるわけだけど、それ以外の影響を受けること、誰かのなにかに反応して、震えて、それが核をなすこと。

ナレーションは岩井俊二さんの素直な人柄が出ていて、茶目っ気があったのだけど、それも市川崑さんの影響があるのかもしれない。

市川崑さんの描く女性の美しさを讃えると同時に、男性が「頼りなくて、お坊ちゃんで、ふわふわしていて、どこか天使のよう」というナレーションも印象に残っているし、そういうキャラクターをつけられる市川崑さんの映画もいいと思った。

犬神家の一族の説明も「犯人は大体熟女系」とか、そういうものにいちいちウケた。

犬神家の一族、黒い10人の女も観てみたい。